2020年4月10日
l 立体構造の解析から、アンドログラフィス・パニキュラータの茎および葉に含まれる化合物アンドログラフォライドがSARS-CoV-2のメインプロテアーゼを阻害する可能性がある。
新型コロナ感染症の予防、治療薬に使える薬草が論文にて発表されている。以下は論文の抜粋。
※ アンドログラフィス・パニキュラータ(Andrographis paniculata)
インド、スリランカ原生のハーブで、センシンレン(穿心蓮)、サンビロートとも呼ばれている。
インドや中国では風邪や肺炎、毒蛇の咬傷など様々な病気の治療に使われている。
アーユルヴェーダでもセンシンレンは頻繁に利用されている。
Enmozhi SK, et al. Andrographolide As a Potential Inhibitor of SARS-CoV-2 Main Protease: An In Silico Approach. J Biomol Struct Dyn. 2020 Apr 24:1-10.