リーキーガット症候群検査
腸管の壁はタイトジャンクションという糊のような働きをするたんぱく質で堅く閉じています。しかしグルテン食の過剰、または腸内フローラのアンバランスがあると腸管壁のタイトジャンクションにゆるみが生じて腸漏症候群をひきおこします。リーキーガット症候群とも呼ばれるこの病態は様々な症状に関係しています。便秘、下痢、腹痛、ガス漏れ、お腹の張り、皮膚湿疹、じんましん、かゆみ、花粉症、アトピー、リウマチ、自己免疫疾患、うつ病、自閉症など多様な病態に発展するのです。さらに新型コロナウイルス感染した際に重症化リスクがあがることが予想されます。この傾向があるか否かはゾヌリン血中濃度で判断することが可能です。基準値以上の場合、腸管が漏れているリーキーガット症候群と判断できる。腸管の漏れが生じている場合には感染リスクはあがると考えられます。